苦節2か月・・・あの石けん事件以来、本当に久々に息子と2人っきりでお風呂に入ることができた!!
石けん事件があって以来、おれとお風呂に入るとギャン泣きをするようになった。それがしばらく続いて、こっちもさすがにかわいそうになってきて一緒にお風呂に入れなくなっていた。
ブログにそのことを書くと、色々な人からアドバイスをいただけた。本当に感謝しています。
2人っきりがダメなら3人で入る
2人っきりがダメなのか、それとも3人でもダメなのか。つまりどんな状況であれおれとお風呂で同じ空気を吸うのが嫌なのかを検証しようと思った。
というわけで、アドバイスに従っておれと妻と息子の3人で初めて一緒に入ってみました。
まず最初に妻が入って、それから息子を入れて、顔と頭だけど妻に洗ってもらう。それが終われば妻は湯船に浸かって、おれが洗い場で息子の身体を洗っているのを見守るという手順。
おれは息子の身体を洗う係を担当したのだが、まあまあうまくいった。泣きそうになったら湯船に浸かって待機している妻が息子に話しかけることで何とか乗り越えた。
ということはおれを完全に拒絶しているわけではないと。
身体だけ洗うから、頭も洗う、顔も洗うにステップアップ
おれが身体だけ洗うことに息子が慣れてきたら、今度は頭も洗うことにステップアップした。3日目ぐらいにもう大丈夫だろと段階を上げたら、めっちゃギャン泣きされた。
頭は何とかいけたんだけど、ほっぺたを洗った瞬間にギャン泣き。やはりこのデリケートゾーンに触れると、あの石けん事件を思い出すのだろうか。
ここでまた振り出しに戻る。
また身体だけを担当。今度はもう少し慣らしてから頭を洗ってみることに。ここまでは条件さえそろえば何とかなる。後は顔だけなんだけどな・・・。
この頃には息子の機嫌が良い時に限り、妻が湯船から応援しなくても何とかなっていた。すでに2か月近く経過しているが。
機嫌が悪い、お腹が空いている、眠たい時は、これはもう妻がお風呂に入れてもギャン泣きすることがあるので、遠慮することにした。
そしていよいよ2人で入る時が来た!!
息子がめっちゃ機嫌も良く、お腹も減っておらず、眠たくないという3拍子そろっているような感覚があった昨日、2か月ぶりに2人っきりでお風呂に入るを決行!
結局、顔を洗うトレーニングをせずにもういっちゃえと決行!(妻もそろそろ限界が来てたのだと思う・・・)
慎重に慎重を重ねて息子と接する。多分これってあんまり良くないんだと思う。おれの不安が息子にも伝わっているのだろうと。でもなかなかリラックスできないんだよなー。
おれもトラウマになっているし。
まず身体を洗って様子を見るか、嫌なこと(顔を洗う)は初めにやった方が良いのか。悩んだ末、顔から洗うことに。
この2か月聴きこんだ「わ~お!」に救われた!
こわごわほっぺたを洗う。まだ大丈夫だ。そしておでこを洗う。ここで息子に変化が。口角が下がって泣く前の表情に!
ここでEテレ(NHK教育)で放送中の「いないいないばあっ!」の「わ~お!」を歌って息子の気持ちを盛り上げ、さささっとおでこを洗い終わった。「わ~お!」の安定感半端ない。
あとは頭、身体を洗い終わり、最後まで泣くことなく、父と子、2か月ぶりの2人っきりでの入浴が無事に終了した。
今日、明日、また泣くかもしれないが、その場合はまた地道に信頼を積み重ねてやっていくしかないなと思う。とりあえず良かった。